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改めて言うまでもなく中国は人類史上長きに渡り、文明の最先端をいく土地でした。

もちろん日本も漢字文化圏に属しているように、多大な影響を受けています。

 

 しかし、鉄道趣味的な観点でいえば、残念なことに中国は後進国に甘んじていたのが

実情といえます。中国に鉄道が初登場した時期は日本とほとんど変わりませんが、営業を

認めるから勝手に自分の金でやってくれ、とでも言わんばかりの状態でした。そうした中で

実際に鉄道を敷設するのは、中国以外の列強諸国の息がかかった企業ばかり。国家が

率先して鉄道開発するようになったのは大戦後、毛沢東が権力を掌握してからなのです。

 

 もっとも、以降の規模拡大は急ピッチで進み、21世紀に入り高速鉄道も登場。今では

数字だけをなぞれば世界有数の鉄道大国と言えます。高速鉄道に関しては当サイトは

カバーしておりませんので説明を省きますが、共産主義国家の強みで土地収用や人件費

については低廉に抑えることができ、更に土地がなだらかであること、石炭に鉄鉱石といっ

た製鉄に必要な鉱物が産出されることなど好条件が重なったことも背景にあるのでしょう。

 

 ところで、なにしろ中国は良質な石炭の産出国でもあるせいか、あるいは機関車の世代

交代が進まなかったのか、比較的近年まで蒸気機関車が活躍していました。蒸気機関車

は水と石炭、そして人があれば動くのですから、石炭産出国の中国にはもってこいの動力

と言えます。大型蒸機として有名な前進形蒸気機関車は1988年まで製造されており、小型

の上游形に至ってはなんと1996年まで生産が続けられたといいます。

 

 2008年に開催された北京オリンピックを前に、鉄道部は国内の蒸気機関車の全廃を

下命します。同時期に中国ではマナー向上キャンペーンや不衛生なトイレの改善施策を

行い、国を挙げてイメージ向上に取り組みました。つまり、前近代的な蒸気機関車は、

オリンピックを開催するような近代国家にとってはふさわしくない存在だと認識していた

ようです。実際、この施策の影響かは不明ですが、多くの場所でSLが廃止されることに

なりました。

 

 中国は近年まで蒸気機関車が現役で活躍する国として鉄道ファンの間では有名でしたが

2012年現在、ごく限られた場所でしか現役SLを見かけることはできなくなりました。

 当サイトでは21世紀に入り最後の活躍をみせたSLの映像を厳選して公開しております。

 

彼らは決して時代遅れで恥ずべき物ではなく、国家を陰で支えた英雄だったのです。

 

 

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